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   深度 、急速潜行~
タミフル耐性のインフルエンザウイルスだとか。
 んがしかし「ヒトへの感染を初めて確認」って意図的なミスリードなのか、単に不正確な記述になったのか知りませんが、事実に反した見出しだよなぁ。
 普通、こんなふうに書かれたら、「ヒトへの感染ってわざわざ書くからには鳥フルなんだろう」と思うべ? 思わん?
 でも、この記事中にもあるように、「ベトナムで鳥インフルエンザH5N1型に感染した患者で、耐性ウイルスが確認された例」はあるんですよ。(これも未治療時点で取ったサンプルだったんじゃなかったっけか? 詳細忘れた) たしか医科研の同じグループ(てか河岡研)の論文だと思ったが。
 ヒトのインフルエンザで、しかもタミフル未投与の患者で初めて発見、とかそういう云い方にすべきなんじゃまいか。
 いやまぁヒトインフルエンザと鳥インフルエンザの境界線をどこで引くかってのも微妙という気はしますけどねぇ。
 うーむ、そっち聞きに行くべきだったかなぁ。
 会場が 10 箇所もあるとそうそう全部の演題なんてチェキれないんだよなぁ。
 作戦立てるときに、ひとつひとつの演題まで確認しなかったんだよなぁ。

▼学会ふつかめー。
 バイオテロの話題は面白かったデス。つーか、警察による上九一色村第 10 サティアン攻略に同行した話とかなぁ。なかなか聞けないんじゃまいか。当時の教団にはまともな専門家(微生物とか感染症の、かな)がいなかったけど、各国の高価な、国立の某研究所(業界の人には丸わかりでしょうが)でもなかなか買わせてもらえないようなキットがどっさりあったとか。スゲェー。しかしまぁせっかく実行した炭疽菌テロがワクチン株だったので被害ゼロっつーのもなんか素敵といえば素敵ですな。実は教団に専門家はいて、やっちまったらシャレにならんテロを実害なく済ませようとした確信犯だったりもし得るんかもなぁ、なんてなコトも思ったり。
 あとは、テロが実際に起こって天然痘の人が受診に来たなどの場合、開業してる医者は診療拒否とかしても許されるのか、とか、被害者が増えまくったときに、明らかに死ぬことのわかってる患者に対して手を尽くさずに他の対応に向かうみたいなコトをしたとして、罪に問われないような制度というか明文化された指針が必要だ、とか、けっこう深刻な話が。うーん……そうでなくても訴訟訴訟で医者はどんどんワリに合わない商売になってってるしねぇ。
 自衛隊の取り組みなんかについてもちらりと聞けて興味深かったり。ま、このへんは黙っておくけど。あーいやでも「対策ちゃんとやってるぞ、と示してゆくことが抑止力になる」なんてコトも云ってたし、ガンガン広めるべきなんですかね?
 イエローフィーバーの予防接種は対象者が DM だとやれないとかそういう話も。うーむ、やっぱり糖尿はヤバいな。いろいろとセットでついてくるリスクが多すぎる……。
 まぁココ数日は天然痘の患者映像とかさんざん見せられてゲッソリではありました。
 ウイルス性出血熱の写真もいっぱいありましたが、こちらはさほどおどろおどろしくないという印象。いや歯肉からダラーとか血が出てるのは怖かったですが! 所見のひとつとして「目が充血」とか云ってましたが、あのくらいなら目の(コンタクトの)調子が悪いトキのオレよりもマシなぐらいじゃん、とか思ったり。
 そして、医師免許あったら絶対 FETP のコース取りに行ってるのに! とか思ったのでした。
2006/04/21 (Fri)
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