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   深度 、急速潜行~
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▼「鬼女の都」(菅浩江)読了。
 いやあ。
 絶品。
 つーか、「なんじゃこの「弦の聖域」で「ぼくらの気持」な作品は!」とかそんな勢いで読みましたがまぁ参ったね。中盤から「ぼくらの世界」になっちまったよ。いやまぁミヤコが実在してるということが明らかになった瞬間に最初にそれは考えましたが。
 いや似てるとか似てるからイイとか悪いとかじゃ、全然、ないんですが。
 京都人的「仄めかし志向」とか「あさましきかな、古き物を識る者たる誇り」なトコはなんつーか自分のことを書かれてるようで実にあれです。いや、自分がそんだけ上手い仄めかし屋かどうかはまぁ置いとくとしてな。
 わからないだろうなぁ、でもわかるひとにはわかるかなぁ、わかるひとにはわかるといいなぁ、なんてなノリで書いてりゃそりゃわかってもらえんわな。まぁ、わからないひとが読んだらこういうふうにわかった気になるかもしれんけど、同時にそれじゃわかりたりないってことにも気づいてもらえるかなぁ、とか、その程度には期待しちゃってるわけで、そこで、単にわかった気になってわかってないという段階で止まられることも覚悟はしてますが、その地点まですら読まれてないとさすがにゲンナリするかなぁ、とも思う。この小説でいうなら、例の声明文の仄めかしを京都人でない探索者たちは表面的にしか読めずに読み違えてそこが謎になって話が進んでくわけですが、そもそも表面的にすら読んでもらえなかったら犯人ガッカリどころじゃないだろうなぁ、ってなところで。
 もちろん、仄めかしをやるからには自分で解説なんかしませんけどね。
 とか、そんな余計なコトをしみじみ考えてしまったわけですが、面白かったです。
 うん、「彼岸花」とかあれだ、論外だ。
 いや、「彼岸花」はまぁまだそれでも面白かったといえる範疇ですが、その後の焼き直し軍団はホントに救いようのない駄作連発であったなぁ、とかあさって方向のことを語って終わっておく。
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2005/09/13 (Tue)
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