FC2ブログ

   深度 、急速潜行~
▼「ローレライ」全巻読了。
 かなり素晴らしく面白かったです。まぁしかしだからといってとくに論じるべき点はないといえばないんですが。強いて云えば「通常弾の艦載砲で対空攻撃はさすだにどうなんだ」ぐらいでしょうか。
 がまぁしかし、その直後から「サマー・タイム・トラベラー2」(新城カズマ・ハヤカワ JA 文庫)を読みはじめてしまったのはマズかった。
 確かにローレライは面白かった。けど、おい、こいつはその比じゃねぇぞ。
 おかげでローレライの感想に書こうと思ってたコト全部忘れた。
 しかし、こっちはこっちで、ヘタに書くともすぬごい勢いでネタを割ることになるんで書けないのが苦しいです。あのね。「何も言わずに読め、とか、とにかく読んでくれ、といった紹介はB-{ビーマイナー}だということはお判りでしょうな」と云われりゃその通りですが。それでも云おう。「何も云わずに読め」と。だって、オレが独自の視点からであろうと既存の視点からであろうと何かを語ってしまったらもったいないもの。オレがステキな評論を書けたとしても、その素晴らしい評論とこの素晴らしい作品のトータルの面白さは、「何も云わずに読め」という最悪な論評と何も云わずに読んだ場合の作品の面白さの総計に比べて、明らかに下回ってしまうであろうという作品が世の中にはいくつもあって、こいつはそのひとつだとオレは思うわけですよ。
 まぁそれでもちょっとだけ踏み込むと、やっぱり「ほしのこえ」とかは識っておいてからいろいろ論評をするべきなのかなぁ? とちょっと思った。ただ、これは「ほしのこえ」のほうを識らないので見当はずれかもしれず、感想としては微妙か? あとはえーと「妖精作戦」シリーズとかを読んだトキのインパクトを思い出すものであったなぁ、と云っておいてみようか?
 で、戻ってみると、「ローレライ」は独自の視点や既存の視点で語り尽くしてしまってもべつに面白さが減殺されないような作品だったなぁと思うわけで。となれば語ってみようと思ってたわけですが、インパクトはキレイに拭い去られてしまいました。もったいねぇ。ふがー。まぁ、安心して褒めたり貶したり考察したりいろいろできるとてもわかりやすく普遍的な娯楽作品です。←褒めてますよ? (参考:堕落オチ禁止 これがウケるのが民が堕落してるせいだとは思わない。「コレが面白いと思えるなら面白い作品は他にも山ほどあって過去にも山ほどあったのに、コレしか売れてないコト」は正直納得いかないものはあるが、これは堕落オチなのだろうか)
 ……なんだかまとまらなくなってきたので終わり。
 とにかく「サマー・タイム・トラベラー」は現時点で今年一番の収穫だった感じです。
 ……と確信してるんですが、あんまし同意は得られないだろうなぁ、ということもわかっとるんじゃよ。それは哀しいことでもありますが、「ああ、お前にゃわからんか」という歪んだ優越感みたいなものを惹起するアレでもありもにょもにょ。
 まぁそれはそれとして、ローレライには本当に個人的に強烈なインパクトがあったことはこっそり記しておきましょう。理由はたぶん、リアル友人が読めばソッコーでわかると思います。フー。
 あとあれだ。アサクラ大佐とかいいね、ネーミングが。
2005/07/27 (Wed)
* Top *